数年前にコンピューターで流体のシミュレーションをしたくて少し勉強したのですが、一番困ってしまったのは3Dデータの作成でした。
当時はBlenderを使って作成するのがポピュラーだったのですが、設計ツールというよりはグラフィックツールベースの操作感になじめず断念。形状データが作れないのでCFDもサンプルを動かした程度で立ち止まってしまいました。
時は流れ3Dプリンタの出力サービスが手ごろな価格で始まったので、3D CADに再挑戦。
今回はFusion360を使ってみました。
橋本さんに2Dの形状を製作して押しだしで立体にするという基本を教り作業を開始しましたが初めはサンプルのネコを立体にするだけで一苦労。それでも週末作業をしたら何とか形になりました。
というわけでドローム向けインディーカー用モーター冷却システムの完成です!
F1のモーター冷却用ファンはモーターマウント左側に固定するのが一般的ですが
実車のラジエーター風に車体の両サイドにファンを設置して、
そこからモータまでダクトをつなげるという遊び心を満載のデザインです。
出力は秋葉原のロボットショップRTフォワードさんにおねがいしました。
「お試し出力サービス」で店頭の3Dプリンタで出力してもらえます。
部品本体のSTLデータを持ち込めば、サポートの配置などはおまかせでOKです。
今回は縦横2通りの配置を試してみました。ファンのカバー部分は縦レイアウトの方がサポートも少なく積層方向も良さそうです。サポートをバリバリはがすとできあがり!
サイドポッド後ろから見るとこんな感じ、フロントから入ってくる空気を上手につかめそうです。
フルサイズのバッテリーでもショートリポでも対応可能なレイアウト。
樹脂は冷えるときに縮むようだけど設計通りのサイズで出力されてファンにぴったりサイズ!吸気ダクトとしても使えるかな?
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