Smart Loggerで何が知ることができるのか?
今年はツーリングストックがブースト復活なので
パワーソース視点で見てみましょう。
まずはギヤ比の設定。モーターのパワーバンドに合わせてギヤ比を設定するわけですが、それにはどのコーナーはどれぐらいの回転数で走っているか知ることが大切。立ち上がりに不満があるコーナーの回転数が分かれば適切なギヤ比が分かります。
Smart LoggerのLAPモードで確認すれば回転数だけで無く加速度も表示されるのでギヤ比変更の結果、加速が良くなったかも簡単に確認出来ます。
ギヤ比や進角の設定を変更した結果タイムは向上したけど、電池の持ちやモーターの温度上昇が気になるときは電流を表示する画面。同じタイムなら電流が少ない方が電池の消耗やモーターの温度上昇が押さえられ有利です。Smart Loggerなら瞬間ごとの電流値や1ラップの平均電流、どれだけ電池を使ったのかまで正確に計測できます。
セッティング変更の結果を確認するにはサマリーモードが便利。付属のビーコンと組み合わせればラップ計測も可能です。ベストラップやラップタイムの落ち込みなどを見てセッティングを評価しましょう。
ラップタイムの落ち込みの原因を探るときにもサマリーモードは便利です。
まずはモーターの温度上昇を確認。このサンプルは同じセッティングなのでほぼ同じカーブで温度が上昇していることが分かります。
次はバッテリーの電圧低下。ストッククラスなど全開時間の長いカテゴリーは電圧でラップタイムが決まる側面があります。モーターのセッティングだけで無く、電池の評価にも有効です。同じバッテリーを使用してのテストですが、緑のセットのほうが電圧低下が速いことが分かります。
原因は平均電流で緑のモーターの方が1A程度諸費電流が多いためです。それほど大きな差では無いように思えますが、5A程度のモーターで1Aは20%にあたるため電圧への影響が出ています。
1LAPあたりの電費は青15mAhに対し緑18mAh。後半のラップタイムだけでなく耐久レースなら1パックで可能な周回に差が出てきますね。
パワーソースの評価にも圧倒的な精度で応えてくれるSmart Logger。
ご注文お待ちしております♪
0 件のコメント:
コメントを投稿