アメリカのROARではストッククラスでの進角調整付きアンプが使用禁止になったとか。セッティングが大変なことと、ストッククラスとは思えないスピードが出るのが原因だと思われます。JMRCAがどう判断するのかわかりませんが今年はOKでも来年には禁止になるかもしれませんね。
ターン数指定のクラスではストック用のアンプを使わないと勝てないのは誰もが知るところとなってきましたが、今日の本題はモーターが自由なクラスでこのタイプのアンプに利用価値があるか?といったところです。単純にパワーだけを見るとターン数の少ないモーターの方が有利なのでパワーが必要なレースではターン数の多いモーターとストックアンプを組み合わせてもメリットは少なそうです。
メリットがあるとすれば燃費が厳しくてパワーをそれほど必要としないクラス、たとえば12レーシングなどは狙い目になるかもしれません。モーターはターン数が多いほど効率が高くなるため燃費に良い影響が期待できます。
その燃費のままで高回転まで回ればおいしいのですが、残念ながら進角を付けて高回転を回すとは燃費が下がる方向になります。また進角が増えるあたりで2段ロケットのような加速をしたりドラッグブレーキがきつくなるとドライバビリティーにも影響するなど進角の効かせすぎは良くない影響もありそうです。
ターン数を増やすメリットが出るか?それとも進角を多く付けるデメリットが出るか?どのぐらいのターン数のモーターと組み合わせるのか?すでに先進的なユーザーがいろんな組み合わせを試していると思われますので結果が出てくるのを楽しみに待つとしましょう。
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