画像はMYLAPSサイトから転載
RC用のMYLAPSシステムの話です。
RC4トランスポンダーが発売になりましたが、今までのトランスポンダーとほとんど形が同じなので何が違うのかな?という方が多いと思うので簡単にまとめてみます。
トランスポンダーには大きく分けて2つのタイプがあります。
主催者から貸し出されるタイプのものAMBrc 20、 AMBrc
マイポンダーと呼ばれる参加者が購入するものAMBrc DP PT、RC4 Hybrid、RC4
貸し出しタイプのものは主催側でデコーダーとポンダーの対応を確認しているので参加者が気にする必要はありませんが、マイポンダータイプはデコーダーとの組み合わせによっては計測されないので注意が必要です。
マイポンダー対応のデコーダーにはRC2(AMBrc)、RC3、RC4の3タイプがあります。表を見るとわかるようにRC4デコーダーはすべてのマイポンダーに対応しますが、旧タイプとなるRC2、RC3デコーダーでは最新型のRC4ポンダー(3本線が生えています)に対応していません。
つまり見た目がほとんど同じRC4(3本線)ポンダーは旧タイプのデコーダーを使っているサーキットでは利用できないのです。RC2とRC3からのアップグレードキャンペーンを行っているためRC4デコーダーが増えてきていますので、じきに解決すると思われますがRC4(3本線)ポンダーをお使いの方は主催者にRC4ポンダーの利用が可能か確認することをおすすめします。
なぜRC4(3本線)ポンダーが旧タイプのデコーダーで利用できないか?というと通信方式が変更になったからです。RC4Hybridは新旧両方式の通信を行えますが、RC4(3本線)は新方式でしか通信できません。
RC4Hybrid以降のポンダーは新機能に対応するために新しい通信方式をサポートしています。
・計測精度の向上
最大2倍程度の精度が期待できるようです。
・温度の計測
ポンダー内の温度センサーの値を計測できます。
・電圧の計測
電圧を計測できます。
ポンダーに供給されている電圧以外を測定できるかは確認中
温度や電圧はエンジンカーユーザーにはありがたい新機能ですね。
まとめると・・・
AMBrc DP PT、RC4 Hybridをお持ちの方は
どのコースでもそのまま使えます。
これからマイポンダーを購入する予定の方は
レースに参加する予定のサーキットに問い合わせてRC2、RC3デコーダーを使っているようならRC4Hybridトランスポンダー、RC4デコーダーならRC4Hybrid、RC4(3本線)どちらでもOKです。
RC4デコーダーではクローンポンダーと呼ばれるものが計測できないような変更も加えられています。お使いの方はご注意ください。
追記
とある筋からの情報によりますと「サンワ製受信機 RX-451とRX-451RにRC4(3本線)トランスポンダーを接続する場合にはBATT端子以外に接続してください」とのことです。
BATT端子に接続するとDSC接続モードと誤認識するそうですので3chや4chの空端子に接続しましょう♪
2019/04/27追記
RC4デコーダーの最新ファームでは旧タイプのポンダー(AMBrc, AMBrc DP)が使えなくなっているようです。DR5を使う予定が無い場合は4.4ファームのままが良さそうですね。
ナゼ3本線なんでしょうね。単純に強度の問題なのかな?
返信削除ハイブリッドと見分けが付く様にに1票。
返信削除希望的観測としてはその線に外部電圧を入れると計測できるかな?